今日は、久々に興福寺の国宝館に行ってきました。
ものすごい戯言も入れてお話します。
阿修羅像が大人気過ぎて、その他の衆を見逃されていませんか?
八部衆のおさらい
- 五部浄(ごぶじょう)天衆、要するに「天」なんです。ディーバが頭に象をかぶって、センターに君臨してはるんです。着ぐるみキティちゃんは、五部浄さんのオマージュかも知れません。
- 沙羯羅(しゃがら)龍です。頭に蛇っぽいの載せてはるなぁって思ってたら、龍だったんですね!
- 鳩槃荼(くばんだ)夜叉です。道理で赤ら顔の怖い感じ…
- 乾闥婆(けんだつば)帝釈天の眷属だったり、持国天の家来だったりするそうですが、音楽神で、神々のお酒ソーマを守ってはるそうです。ギリシア神話のケンタウロスとも関連があるみたい。
- 阿修羅(あしゅら)あまりにも有名神ですよね。実は、帝釈天とめちゃくちゃ戦闘していた武闘派なんです。でも、お釈迦様に諭されて、すっかり改心されてからは仏法を守る神様になられました。両手には太陽と月を持っておられて、24時間体制で守っておられたんでしょうか。お釈迦様の涅槃図にしっかり太陽と月を持って描かれている阿修羅さんが見られます。今度、涅槃像を見られる際には、ちらっと阿修羅さんも探してみてください。
- 迦楼羅(かるら)ガルーダと言ったらピンと来られる方もいるかも知れません。ガルーダインドネシア航空ってありますよね?そうなんです。鳥なんです。なので、鳥のお顔なさった像です。
- 緊那羅(きんなら)近鉄奈良駅の略ではありません。ちなみに、このジョークを道代に言ったら、「1300年も前から近鉄が走ってる訳ないでしょ」と一蹴されました(泣)帝釈天の眷属だったり、毘沙門天の家来だったりする、音楽神です。てか、音楽神多いですよね。ちなみに、ヴォーカル担当みたいです。
- 畢婆迦羅(ひばから)/摩睺羅伽(まごらか) 今、一番気になっているお像なんです!!
独断と偏見で観る「 畢婆迦羅 」
畢婆迦羅さんは、実は女神なんです。そう、女性。
「ドゥルガー」とも仰るヒンドゥー教出身者さんです。
美人さんなのですが、アスラ族と戦った経歴のある勇ましい人でもあり、「近づき難い者」という名前の由来にもなっています。
で、面白いのが、この方、 摩睺羅伽さんとしても知られていて、 緊那羅さんと同じく帝釈天の眷属でもあり、音楽神なんです。
そこで、私、アハ!!体験したんです。
グレイテストショーマン 観られました?
髭をたくわえた女性シンガー「レティ」に似てはりません?
畢婆迦羅さんの画像を無断転載したらアカンので、こちらからご確認ください。
ね?似てません???
キアラ・セトルさんに似てるというより、まさに、レティに似てるんです。
音楽神!!!
で、シヴァ神の神妃・パールヴァティーでもあるとか。
もう、女神ですよ! そりゃ、歌も上手いですよ!!
とにかく、この偶然の一致というか、なんというか、、、
ホンマ、この歌好き♡
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