• 奈良の女性専用ゲストハウス

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東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年(752)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)が始められて以来、一年も途切れることなく毎年必ず行われていて、なんと今年(2019年)で1268回目なんです。

以前は旧暦二月に行われていたそうなので、修”二”会なんですね。(ちなみに、一月のお正月に行われるのは修正会(しゅしょうえ。決して、しゅうせいかいではありません!)
現在は、毎年3月1日~14日の14日間(7夜x2回)行われています。
前半の7日間は大観音樣に。後半の7日間は小観音樣に。それぞれ祈ります。

修二会の正式名称は、「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といいます。
悔過とは、過ちを悔いること。要するに、「この世で起きる様々な悪い出来事は、全て我々人間が悪いからなんです。十一面観自在菩薩樣、ごめんなさい!」と、いろんな行(ぎょう)でもって謝りに謝って、あわよくば許してもらって、なんなら新たな良い年をお願いするんです。

我々を代表して十一面観自在菩薩に謝ってくださるのが、練行衆(れんぎょうしゅう)とおっしゃる選ばれた方々です。

ちなみに、今年(2019年)の練行衆の皆さまは、下記の通りです。
和上=    筒井寛昭長老 → <四職>練行衆に戒(かい)を授ける役
大導師=   橋村公英師  → <四職>祈願を司る行法全体の導師
咒師=    上司永照師  → <四職>密教的、神道的なものをも含めた修法を司る
堂司=    上野周真師  → <四職>平衆を率い修二会の進行を司る
北座衆之一= 尾上徳峰師  → <平衆>北座(きたざ)衆の長であるとともに平衆の長
南座衆之一= 佐保山曉祥師 → <平衆>南座(なんざ)衆の長
北座衆之二= 筒井英賢師  → <平衆>北座の次席
南座衆之二= 中田定慧師  → <平衆>南座の次席
中灯=    狹川光俊師  → <平衆>会中の記録役
権処世界=  北河原公慈師 → <平衆>処世界を補佐
処世界=   清水公仁師  → <平衆>堂内の掃除、準備等

この練行衆による様々な悔過の作法によって、執り行われるのです。
昔はもっと大勢でされていたそうですが、今では完全に人手不足。
本当に練行衆に尊敬と感謝です。

そうなったら私もお堂に出向き、一緒に手を合わせて、祈りをあわせたいと思います。
なので、お堂までたくさんの方々が聴聞に来られています。
毎年、毎日おられる方も少なくないとのことで、すごい歴史と伝統を感じますよね。

いつ頃、どのようなことをされているのかといいますと、六時の行法といって、日中、日没(にちもつ)、初夜、半夜、後夜、晨朝(じんじょう)の6回に渡って悔過のお勤めがあるんです。

皆さんが歓声に沸く「お松明」はこの初夜の上堂時(19時)に練行衆の足元をてらす灯りとしてかざされていたものですが、なんだかデカい松明が主客転倒を招いている感もあり、「修二会=お松明!」「お松明見たし、帰ろうか?」みたいなことになっているのも少々さみしいですね。

是非、一度はうちにご宿泊いただいて、厳かな行法と声明(しょうみょう)の響きを聴聞なさってください。

この声明の中でも大好きなのが、「南無観(なむかん)」なんです。
ゴメンなさいって言ってる相手の十一面観自在菩薩さまに呼びかけているんですよね。
南無というのは、帰依(きえ)しています!という意味。
「帰依する」とは、とても優れた相手に全身全霊を委ねるぐらい夢中になること、なので、「もう、ぞっこんです!!」って事です。

最初は「南無観自在菩薩」を繰り返し、「ぞっこんです!観自在菩薩さま」
それが「南無観自在」に省略され、「ぞっこんです!観自在さま」
そして「南無観!」となり、「ぞっこんです!観さま」。
もう、こうなったら、名前の方が完全にお留守です。
私が謝られている立場だったら、「もぉ~!しゃーないなぁー…」ってなってしまうかも。

ちなみに、この「南無観」フレーズは、二月堂で御朱印にもなっています。

ちょっと悔過トークでお腹いっぱいですかね?
また、折を見て、”修二会の始まり” のお話をしますね。

 

Todaiji, Nigatsudo Hall is famous for its ceremony called Shuni-e, which was started by Jicchu Kasho, a monk of Todaiji. It has been held ever since 752 without any missing year, so that it is going to be the 1268th Shuni-e this year (2019)!

Shuni-e used to be held in 2nd month of the year upon lunar calendar. This is the reason why Shu”ni”-e has “ni” (stands for “two” in Japanese) in its name.
However, now, Shuni-e is held from March 1st to 14th.(7 nights x 2 sets)
First 7 nights are for Ogannon sama (bigger Bodhisattva) and another 7 nights are for Kogannon sama (smaller Bodhisattva).

The official name for Shuni-e is “Juichimen Kannon Keka”.
Keka is a Buddhist word for apology. Now, “Anything wrong happening in this world is all because of our bad. Please accept our deepest apology, Juichimen (eleven-headed) Kannon Bodhisattva!!” is the message throughout this ceremony.

*** I will find an opportunity to talk about those Buddha, Bodhisattva, and others.

As very important representatives of us, “Rengyo-shu”, selected 11 monks, are serving for this ceremony.

A day is going to be divided into 6 times as
#Nicchu (daytime) early afternoon
#Nichi-motsu (sunset) afternoon to sunset
#Sho-ya (early night)  19:00
#Han-ya (late night) around 22:00 to midnight
#Go-ya (after midnight) around midnight to 1:30
#Jin-jo (dawn) around 1:00 to 4:00
and various manner of ceremony are performed by Rengyo-shu time by time, day by day.

Shuni-e is very popular as “Otaimatsu” (Massive torch) lighting up the corridor for those monks going up to the hall for ceremony, which is at 19:00 for Sho-ya service.

Audience are so excited by those torches going up the corridor with huge frame, but the most important thing is the ceremony (not fire itself).
So if you have any chance, please let me know if you want to visit the hall during this ceremony.



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