• 奈良の女性専用ゲストハウス

突然ですが、皆さんの氏神さまが、どなたかご存知ですか?

先日、修二会の聴聞のために宿泊してくださったゲストと、氏神さまについて語り合いました。

よく「お導き」って話がありますが、そのゲストさんは、引っ越しされる先々の氏神さまが偶然にも「弁天様」だったりされて、非常に弁天様とご縁が深い方でした。
なので、天河神社(天河大弁財天社)さんによく行かれるとのこと。

ほぉ~~~、興味深い!と思いまして、私の生まれた場所、移り住んだ場所、全ての氏神さまを調べてみました。

すると、、、ものすごぉ~~~~く面白いことに、てんでばらばらに転々と移り住んでいたにもかかわらず、下記の神様がたが重複しておられました。

・大国主命(おおくにぬしのみこと)さま
・天児屋根命(あめのこやねのみこと)さま
・応神天皇(おうじんてんのう)さま
・仁徳天皇(にんとくてんのう)さま

私の独断と偏見も交えていますが、ちょっとご紹介を。

大国主命さまは、大黒様と習合されていて有名神ですよね。
国造りの神様で、お薬やおまじない等にも精通されていて、国津神さまの中でもリーダーなんですって!
ほぉぉぉぉぉ、、、

天児屋根命さまは、春日大社さんにおられる祝詞の神様です。
天照大神さまが天岩戸にお隠れになった際、祝詞をあげられて、天照大神さまの注意を引かれたのだそうです。
初代 Jソウルブラザー!!違うか、、、

応神天皇さまは、もしかするとメジャーではないかも知れませんが、仁徳天皇さま(日本最大の前方後円墳で有名)のお父さんです。実在した(であろう)天皇の初代とも言われていて、九州出身で、八幡神となられた方なんですって。(Wikipediaからのザックリとした受け売りです)

仁徳天皇さまは、言わずと知れた堺の巨大陵墓を誇る天皇陛下です。
聖帝としても知られているのですって。古事記には、仁徳天皇が高台から国を見渡したところ、民家の竈から煮炊きする煙が上がっていないことで国民の貧窮を知り、3年間無税!って特別措置を採られたと載っています。自分の家が雨漏りして大変なことになっていても頑張って無収入生活を凌がれたそうです。すごいですよね!「聖帝=サウザー」としか浮かばない私は、聖帝のバリエーションに仁徳天皇!をしっかり入れたいと思います。
でも、夫としては、えぇ~~って感じです。古事記によると、めっちゃ女好きで、超嫉妬深い奥さん(皇后)の目を盗んで美人さんとイチャイチャしているのを皇后さんに見つかり、皇后さんはブチ切れして家出しはって、仁徳天皇が「帰ってきてよぉ」って歌を詠んで迎えに行く…という話があるのです。
ちなみに、その皇后の「迎えに来てくれるのを待とうか、こっちから会いに行こうか…」って揺れる乙女心を読んだ歌が、万葉集に残っています。

くぅ~~~~~~!!!!今も昔もロマンスってヤツは!!!

今、古事記を読んでいるのですが、神様って、結構人間味あふれていたり、超絶破天荒だったり、すっごく面白いんです。また機会を見て、シェアしますね♪

そんなこんなで、氏神さまを調べていて興味深かったのが、それぞれの転機に、必要な神様の管轄下に行ってるという偶然…

東京で新生活を始めるぞ!って時には大国主命さまの氏子になっていたり、何かとご縁が深いのは天児屋根命さまだったり。

これから、古事記や日本書紀を紐解き、ご縁の深い神様がたに参拝に出掛けて、しっかりアドバイスをもらえるようにしていきたいと思います。
ちゃんとアドバイスをもらうには感度の高いアンテナが必要で、その感度は「ちゃんと知ること」で高くなってくるのだと思うのです。

シンクロニシティ?

こんな感じで独特のワールドを醸していきますので、よろしく見守ってくださいませ♡



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